こんにちは。
こころの木のみっちです。
すでに、facebookページやフィードでお知らせしていますが、
来週29日のワークショップ+ミニパフォーマンスは、
開催日を延期することとなりました。
尚、いつに延期するかは未定です。
予定を組んでくださっていた皆さま、
検討してくださっていた皆さま、
皆さまとご一緒できることを楽しみにしていたのですが、
申し訳ありません。
刻々と状況が変化している新型コロナ・ウイルスの影響を鑑み、
メンバーと相談し、開催を延期することに決めました。
私達の集まりは、小さなものですが、
避けられるリスクは、現時点では避けていくのが良いと判断したからです。
誤解しないでいただきたいのは、
不安や恐怖から日時を延期したのではない、ということです。
こころの木は、心地良く在るということに重きを置いています。
私達ができることは、可能な限りしていきたいと思っています。
できるだけリスクを取り除いて行いたい、とも考えています。
日常の中で、リスクを負わずに過ごすなんて、不可能かもしれません。
考え始めたら、キリがないかもしれません。
それでも、安心安全な空間を創っていきたい…と思っています。
開催日を延期したことに、何か意味があるとしたら…?
と考えていたら、幼い頃読んだ童話を思い出しました。
今回の私の気持ちを代弁していると感じたので、ご紹介します。
-----------*******
ある国の王女が下町の宿屋へ一宿を求めにきた。
宿屋の女主人は、王女だというその娘のいうことが信じられず、
内緒でマットレスの下に豆粒を1つ、入れておいた。
何も知らない娘は、ベッドがゴロゴロして眠れないという。
女主人は豆はそのままにマットレスを追加し、娘に眠るよう促す。
しかし、やはりゴロゴロして眠れないという。
何枚マットレスを追加しても、ゴロゴロして眠れないという娘のベッドには、
マットレスが天井近くまで積み上げられ、宿屋のベッドは木枠だけになってしまった。
天井に鼻がつくばかりに高く積み上げられたマットレスの上でようやく、娘は眠ることができた。
その様子をみて女主人はようやく、娘が王女であることを納得した。
*******------------
小指の先ほどの豆粒を、高貴な育ちの王女は察知してしまい、
眠れなくなってしまいました。
不慣れな下町の宿屋ということもあったかと思います。
それって、こころの木が創り出す場に、
初めて参加した人に言えることではないかと思うのです。
たとえ知り合いがいたとしても、
プレイバックシアター自体が初めての体験だったら、
とても緊張すると思います。
ほんのちょっとのことも、気になって仕方ないと思います。
宿屋の女主人が王女のためにマットレスを何重にも積み重ねたように、
私達は、ご一緒するゲストの皆さんの緊張を解くために、
丁寧さを重ねていく必要があるのだと思います。
私達の過ごし方、提供しているものを楽しんでもらうために、
私達自身が安心して、リラックスして、寛いでいる必要があると思います。
メンバーの中に、少しでも心配があると、
それが場に投下されます。
緊張感があると、
それが乗せられていきます。
そういうものを感じ取ってしまったら、
リラックスできませんよね…。
無理は禁物。
不要な頑張りはしない。
これも、こころの木の在り方のひとつ。
無理なく、緩んで集まれるよう、
それまで笑顔で免疫力あげて、
元氣で過ごしましょう。
0コメント